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これは、2000年1月29日から2月5日の、スリランカの茶園の旅の記録です。 |
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2000/2/15〜6/10 にかけて、『 紅茶通信 ☆ Liyn-an TEA TIMES 』に掲載した文章です。 スリランカ茶園ツアー その14 ----------------------------- このところ、スリランカの北端のジャフナ半島では、内戦が激しく なっているようですね。シンハリ人の友人も、タミール人の友人も いる私は、特に心配です。一刻も早く和解が出来、お互いに安心し て暮らせる日が来ることを願っています。 さてさて、話を進めましょう。 ヌワラエリアからウバまでは、ひたすらドライブです。 ヌワラエリアで花を仕入れてきたローハンは(茶園経営のかたわら コロンボでは花屋さんをしているんです。)その花をバレンタイン デー用に売るんだとか。 この日の昼食は、ローハンの友人の元茶園マネージャーのお宅です。 奥様の料理が評判で、頼まれては、予約制のレストランもしている んだそうです。その家のテラスでお茶を飲みながら、食事が出来る のを待ちます。テラスの外には苗床がありました。ご主人は茶園マ ネージャーを退職して、悠々自適の身なんですが、長年の経験を生 かして茶樹の苗木を生産して、茶園に卸しているんだそうです。 その家には、1匹の猫がいました。北村さんが見つけて抱き上げま す。その可愛がり方は、正に猫可愛がり。では無く、苛めるんです。 しっかり可愛げに抱きかかえて動けないことを良いことに。(^^;; 猫もそれなりに反撃するんですがぁ。北村さんの勝ち。 でも、必死になってまで逃げ出そうとしないところを見ると、北村 さんは、本当に猫が好きなんですね。苛めながらも遊んであげてい る様子でした。 食事はもちろん美味しかったです。特に印象に残ったのが、食後の デザート。とは言っても、もう3ヶ月以上前の話ですね。印象に残っ たことは覚えているんですがぁ(^^;;。 なんのデザートでしたっけ>北村さん 長いドライブの後に、やっとウバの中心地、バンダラベラの町に着 きました。BANDARAWELA と書きます。バンダラウェラと書いてある 本もありますが、現地の人の発音は、私が聞いた限り、バンダラベ ラですね。 WELAを、ドイツ語風に、ベラと発音するのは、イギリスに占領され る前に、オランダの影響下にあったせいでしょうか。この辺りの表 記の歴史を調べてみると、おもしろいかもしれません。 この町は、カールトン茶園のオーナーのローハンの生まれた町なん です。現在でも、その家は使われていて、茶園の管理をするときに はその家に泊まるんです。その家の前を素通りして、車は診療所へ と向かいます。 「エッ!?。なぜ診療所?。」って、ここでスリランカ伝統のハーブ オイルマッサージのアユルベーダをしてもらおうという訳なんです。 最近は、日本でもハーブオイルでのアロマセラピーが盛んになって きましたが、その本家本元がここスリランカなんです。 最近はホテルでもアユルベーダを体験できるところが多いのですが、 本来はハーブオイルを使った医療行為なんです。ですから病院でも アユルベーダを治療に使っているところも多いんですよ。 村上さんが案内してくれるこの診療所は、そもそも医療行為のアユ ルベーダを観光客向けに始めた最初のところなんです。本家、本元 なんですね。そして、現在も一応、診療所なんです。 ですから、マッサージしてくれるお姉さんも、療法士、または看護 婦さんと言ったところでしょう。ちゃんとそういう制服を着てます。 ここは靴を脱いであがります。そしてマッサージルームへ案内され て裸んぼうに。下も脱いだら、「下は履いていてください。」って 言われちゃいました(^^;;。でも、たしか2年前は、「下も脱いで」 って言われたんだけどなぁ。脱がないと、オイルでべたべたになっ ちゃうじゃないですか。も、もちろん、タオルは巻いていますよ。 「強くてもいいですか。」と聞かれて、「いいですよ」と答えます。 しっかりと揉まれる覚悟でいたら、案外優しい。前回は我慢の限度 を越えそうだったのですが、今回はちょうど良い強さです。 体中、しっかりとオイルを塗られてマッサージをされます。頭まで しっかりと油まみれになってマッサージされるんです。 このオイル。薬効の高いハーブがしっかりと入っています。日本に は薬事法で許可されないような強力な成分まで入っているとか。 ですから本格的なアユルベーダを体験しようと思えば、スリランカ まで行かなきゃいけないですね。 足の先から頭までマッサージされると今度はサウナです。サウナの 床には簀の子の間にハーブが敷き詰めてあって、その下から加熱さ れているんです。ですからハーブの成分が出てきて薬効に包まれな がら汗を出す。そんな感じですね。 1人で入っていると、北村さんと村上さんが入ってきました。北村 さんは美容に良さそうと、ご満悦なんですが、村上さんは、「サー ビスが悪くなったなぁ。」「最近は終わってからシャワーも無いん ですよ。ほら、2年前は貴重品を鍵のかかるロッカーに預かってく れたでしょ。」と、不満げです。そういえば、2年前は、確かに貴 重品を預かってくれていました。「マダムに文句言わなきゃ。」 村上さんの一言は効くんです。なんせ、年に何回も訪れているんで すから。ローハンの家にホームステイしていた時には、やることが 無く、一日に4度も来たとか(^^;;;;;。 サウナが終わると、蒸し風呂....って、サウナも蒸し風呂ですが、 今度は首だけ出して箱状のところに入るんです。下からは電熱で ハーブを熱した熱気があがってきます。これが熱い。そして長い。 薬効を効かせるためには「ガマンだ!」と、思うのですが、正直、 「早く終わらないかなぁ。」と言うのが実感です。 少しは減量になっていると嬉しいのですが(^^;;。 さて、これで一通り終わって、オイルを拭き取り、終了です。 ローハンが買ってきてくれるビールが旨い!。 全員そろったところで、ローハンの家へ戻ります。 門の前に車を着けて、クラクションを鳴らすと、サーバントが出て きて門を開けてくれます。ここも懐かしい。前回はここで2泊させ ていただいたんです。 ローハンのお父さんは、スリランカ政界のドンの顧問弁護士を勤め ていた方なんですね。もちろん名門中の名門の家柄なんです。 と言うことで、とんでもないお宝が....。なんでも鑑定団に出した ら一体いくらの値段が付くんでしょう。 と言うのは、VOC つまり、イギリスの東インド会社のディナーセッ ト。壁にさりげなく飾ってあるのはお皿だけなんですが、実はフル セットで持っているとか。是非一度、全てを拝見させていただきた いものですねぇ。 ローハンの家でお茶をごちそうになって、車はあこがれのアイスラ ビーのバンガローへ走り出しました。アイスラビーの工場を通りす ぎて右へと曲がり、ジープでなければ上れないような山道を上って いきます。 見えてきました。懐かしの、そして憧れのゲストハウス・アイスラ ビーエステートバンガローです。 で、次回に続きます(^^;。 |