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これは、2000年1月29日から2月5日の、スリランカの茶園の旅の記録です。 |
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2000/2/15〜6/10 にかけて、『 紅茶通信 ☆ Liyn-an TEA TIMES 』に掲載した文章です。 スリランカ茶園ツアー その7 ---------------------------- 前回、お話はキャンディのハンターナ茶園が見えてきたところで終 わったのですが、画像を入れようと思っていて忘れていましたので、 スパイスガーデンの写真だけですが、お見せしますね。
これが、ビンロウです。絵の具みたいな白いのが石灰。この葉に、
乗っているスパイス類を包んで、石灰をつけて噛むんです。ちなみに、雲南の少数民族(にも分類されていない(^_^;)アクー人 のおばあちゃんのビンロウセットはこれ。
これを、埃だらけで、訳の判らない木の根や、木の皮と一緒に噛むのですから、さすがに試す勇気がなかったですね(^_^;。 話をスリランカに戻してスパイスガーデンのカカオの実がこれ。
中には、こんな風に種(カカオ豆)が入っていて、これをローストし て、すりつぶして、ココアパウダーや、チョコレートを作るんです。
バニラビーンズはこんな風に生っています。
ツル性の草で、木に絡みついているんです。見た目はインゲン豆
みたいです。さて、キャンディ、ハンターナ茶園に戻りましょう。 見えてきました。ハンターナ茶園のマネージャーバンガローです。 実に懐かしい(^_^)。 でも、誰もいない(^_^;。鍵もかかっている。「あれ〜???」と、 思っていると、マネージャーの息子さんでしょうか。男の子が出て きてマネージャーのロニーを呼んでくれました。 やってきました。大きなお腹を抱えながら(^_^;。オランダ系のスリ ランカ人マネージャーの、ロニーです。2年前と変わらない笑顔で 出迎えてくれました。 「よく来たなぁ。まぁまぁ、お茶でも飲もうよ。」「やっぱり表が いいだろ。」って、バンガロー前の庭にイスを持ち出して、テーブ ルも準備します。
ほどなく、お茶と、お茶請けの揚げ菓子(と言っていいんだろうか? 揚げ餃子か、インドのサモサのような物)が出てきます。2年前と 全く同じです。 この前庭からは、キャンディの町が一望できるんですよ。本当に気 持ちがいいロケーションなんです。お茶も美味しいし。 ちょうど、2年前、ここでこうして紅茶を飲んだんです。そして、 それから、キャンディの町を回って、椰子の蒸留酒アラックを買っ て走っているときに、美味しさが沸き上がってきたんですよね。口 の中に(^_^)v。 その瞬間に、このハンターナ茶園の紅茶を買うことを決めたんです。 お茶って、抹茶でも、紅茶でも、おいしいお茶って、飲んでから数 時間後に美味しさが帰ってくるんですよね。そんなお茶が大好きな んです。 実は、マンガ「美味しんぼ」の「究極の紅茶編」に出てくる白城さ んの茶園のマネージャー・ロナルドの自宅は、このバンガローのす ぐ近くなんです。そして、ここハンターナ茶園は、ロナルドが、昔 マネージャーをしていた古巣の茶園なんですね。 で、ちょうど、白城さんもロナルドの自宅に来ているということで、 電話をしてもらいました。 来ました、来ました。白城さんとロナルドが。お二人には、リンア ン本店でも、お会いしているんです。嬉しいですね。日本でもお会 いしている方々と、スリランカの茶園で再開できるなんて。(^_^) 茶園オーナーが二人、マネージャーが二人、それにバイヤー(私も 入っています(^_^;)が一緒に、キャンディの町を見下ろしながら、 出来立ての紅茶を傍らに、紅茶のことや、スリランカのことを話し 合っているんです。もう、最高の気分ですね。 一番面白かったのが、村上さんの苦労話だったりしますが(^_^;。 実は、参加者が少なくなって、宿泊が茶園になったとき「やばいよ なぁ。(^_^;。」と思ったのが、ここ、ハンターナのバンガロー。 お世辞にも、このマネージャーバンガローは、設備がいいとは言え ないんです。「申しわけないなぁ。」と、思っていたのですが、話 では、ここじゃなくて、サーキットバンガロー(ゲスト専用のバン ガロー)に泊まるんだとか。 という事で、「そろそろ、サーキットバンガローに行こうか。」と 車に乗ります。少し山の上まで登っていくと「え〜〜〜。ハンター ナにも、こんな綺麗なバンガローが、有ったんだ!」と言うくらい 素敵なバンガローが有るじゃないですか。「あ〜良かった。ホッ。」 っと、安心して、皆さんを御案内。 けっして、設備がいいわけじゃないです。古くて、壊れかけている ところも有ります。でも、こんなにゆったり出来るなんて、こんな に広いなんて。こんなに茶園マネージャー達と親しく出来るなんて、 ホテルに泊まっていては考えられないです。結果、良かったです。 参加人数が少なくなってしまって。 「どこでも好きな部屋を使っていいよ。」って、言われて、皆さん 「私、こっちがいい。」「ほら、こっちはこんなに素敵。」「ねぇ、 ここにしない。」と女性優先で部屋を決めました。 さてさて、本格的なエステートナイトの始まりです。今から延々と 続くお茶と、アラックと、世間話(^_^;。 リビングに集まって、出てくるのは紅茶。でも、すぐにアラックに 変わります。そうこうしているうちに、白城さんが再登場!。今度 はマックと、携帯電話を抱えての登場です。スリランカの携帯電話 は、日本のように小さくありません。電話自体はさほど大きくない のですが、バッテリーやなんやかんかで、ハンディーフォンという より、ショルダーフォン。と言った感じです。 「家にメールしてみる?」「えっ、いいんですか?」「どうぞ」と 言うことで、リンアンのアドレス宛に「お父さんは元気です」メー ルを出させていただきました。ありがとうございました>白城さん ついでに「見てみる?」と、ロニーやローハンに、リンアンのホー ムページをを見てもらいました。でも、遅いんですよね、回線が。 それに携帯電話ですから電話代が心配で、ゆっくりとは見ていただ けませんでした。 そうそう、白城さんの持ってきたのは、パソコンだけじゃないです。 おつまみに「柿の種!」これが大好評!。さすが白城さんはスリラ ンカが長いだけあって、喜ばれる物を良く知っていらっしゃる。 スリランカの達人村上さんも「今度は絶対!、柿の種を持ってこよ う。」 話は尽きないですね。レピシエのスリランカ写真集を持ってきたお 嬢さんは、ローハンに「これはどこの写真?」って、聞きまくって います。彼女はレピシエの事なら凄く詳しくて、写真を撮った本人 も知っているのですが、教えてくれないとか。 でも、その殆どの写真の場所が、ローハンにかかると、判ってしま うんですよ。「これは、どこどこの何という茶園」「これはね。」 と言う感じ。彼は、修行時代にいろんな産地の茶園を回っています から、ちょっとした植生で、産地が判ってしまうらしいんです。 産地が判れば、後は消去法で。消去するまでもなく判る茶園も多い し。もしかして、彼女はもう、写真を撮った本人より、良く知って いるかもしれないですね(^_^;。 そんな事をしながら、時間を楽しむのがスリランカの茶園流夜の過 ごし方。 で、食事になるのは夜の12時くらい(^_^;;;;。 料理は、やはり、カレーが中心。スリランカのカレーは、日本のカ レーとは全く違います。ようはスパイスで煮込んだ物は全てカレー。 具は、魚だったり肉だったり、野菜だったり。 数種類のカレーをお皿の真ん中に盛ったご飯や、麺の周りに置いて 混ぜながら食べるのがスリランカのカレーです。基本的には手で食 べます。 私は、ホテルではスプーンで食べているんですが、茶園にくればや はり手で食べます。だって、その方が美味しいんです。金けがしな いんですよね。 お腹もふくれたところで、眠りに就きます。 そうか!。こういう生活をしているから、茶園のマネージャー達の お腹は、みんなああいうお腹をしているのかもしれないですね。 スリランカの茶園に行くと、少し出てきた私のお腹も、スマートに 見えますもんね。 と言うところで、次号にしましょう。 |